とても共感→がん告知 「悪い知らせ」の伝え方を医師が研修 佐賀 - じょうばん法律事務所 弁護士のブログ<茨城県取手市> 詐欺サイトと日々戦っています。
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とても共感→がん告知 「悪い知らせ」の伝え方を医師が研修 佐賀

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記事が複数頁にわたるので割愛。

弁護士も不利な事実を伝えなければならない場面というのは多々あります。
裁判は相手があることですから、相手にも一定の言い分はあります。
そしてその相手の言い分が正しければ、こちらの言い分はその分だけ間違っていたということになります。

しかし、訴訟にまでなるということは双方にかなりの感情的対立があることが多く、
相手の言い分が認められこちらにとって不利になることを伝えると冷静さを失ってしまう方が実は結構います(よく書いてますけど)。

難しいもので不利な点を全く伝えずに
「絶対勝てる。任せておけ。」という弁護士は頼りがいがあるんですね。
他方で「こういう点が不利です。」というと頼りなくなってしまう。
でも、絶対なんてないし、前者の弁護士は後からトラブルになることは必至。

どんな伝え方をしても怒る人は怒るし、ひどい人だとそれを自分が頼んでいる弁護士の責任だと思い込む人までいる。
一般民事をやっている弁護士なら全員が経験してるんじゃないかな。

ってなわけで、私は不利な事実の告知は嫌いです。
伝え方1つでどうにかなるとも思えない・・・。

そこで考えるのが「裁判官のせいにする」というテクニック。
「裁判官のものわかりが悪いから仕方ない」と人のせいにする。
慰謝料額の相場なんかだと本当にそう思うこともなくはないですけどね。

記事には医師にもストレスとありますけどよ~く気持ちは分かります。
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