平成24年度 司法試験法科大学院別合格率
私は、ある予備校でずっと論文の添削をしていることもあり、
司法試験の動向には、とても興味があります。
9月11日に今年度の司法試験の合格発表がありました。
今日は、上位校の合格率を分析していこうと思います。
出願者ベースではなく、受験者ベースで計算しています。
()内は、過去の合格率順位です。
合格者10人以上のみ対象としました。
*マークは、合格者が少なかったり、20位以下です。
初年度の順位は、あまり気にしない方がよさそうです。
1位 一橋大学 57.04%
(1位→4位→1位→1位→2位→1位)
合格率で1位の常連校です。
少数精鋭の上位ローです。
2位 京都大学 54.29%
(6位→2位→11位→3位→4位→2位)
順位を落としたこともありますが、ここ数年は安定しています。
今後もこの傾向は続くでしょう。
3位 慶應義塾大学 53.60%
(8位→3位→2位→6位→1位→4位)
大規模校でありながら1位に輝いたこともあります。
やや隔年現象がある印象ですが、上位はかたそうです。
4位 東京大学 51.19%
(3位→6位→5位→2位→3位→3位)
さすがの安定度です。
1位になっていないのが意外ですが、今後も上位をキープしそうです。
5位 神戸大学 45.80%
(7位→10位→4位→4位→11位→5位)
ここで50%を切ります。
関西の国立大学で京都大学に次ぐのが神戸大学です。
6位 大阪大学 41.81%
(16位→13位→13位→11位→8位→14位)
10以下に甘んじることが多かった大阪大学が過去最高順位で神戸大学に肉薄しました。
来年の順位が見物です。
7位 中央大学 41.31%
(12位→7位→3位→7位→6位→7位)
6~7位が多いですね。
人数がとても多い中、大きく順位を崩さないのはさすがです。
8位 首都大学東京 39.60%
ここで40%を切ります。
(20位→16位→6位→9位→15位→10位)
2年連続トップ10入りです。
来年もキープなるか?
9位 愛知大学 37.84%
(2位→*→*→5位→13位→*)
ここも少数精鋭(?)です。
10位 北海道大学 33.96%
(5位→11位→*→8位→7位→13位)
トップ10返り咲き。
来年も続くかが大事なところです。
11位 早稲田大学 32.84%
(9位→8位→14位→13位→12位→8位)
慶應義塾大学と差がついてしまった印象です。
だんだんと順位を上げてきた中、今年下げてしまったのは痛い。
12位 名古屋大学 32.59%
(10位→5位→19位→12位→10位→11位)
10~12位で安定しています。
13位 千葉大学 31.82%
(11位→1位→7位→10位→5位→6位)
新司法試験2年目は1位でした。
上位から順位を大きく落としてしまったので来年の挽回に期待です。
14位 九州大学 26.24%
(14位→18位→17位→18位→17位→*)
ここで30%を切ります。やや厳しい数字です。
15位前後で推移し続けています。
15位 東北大学 21.97%
(15位→12位→8位→*→9位→9位)
トップ10常連でしたが、大きく順位を落としました。
これを見ると、今年の上位4校である一橋大学、京都大学、慶應義塾大学、東京大学は4強として毎年上位に位置していることがわかります。法科大学院を目指すなら、この4校に入れると司法試験合格がぐっと近づきます。
今後は、既修・未修別の分析をしてみようと思います。
司法試験の動向には、とても興味があります。
9月11日に今年度の司法試験の合格発表がありました。
今日は、上位校の合格率を分析していこうと思います。
出願者ベースではなく、受験者ベースで計算しています。
()内は、過去の合格率順位です。
合格者10人以上のみ対象としました。
*マークは、合格者が少なかったり、20位以下です。
初年度の順位は、あまり気にしない方がよさそうです。
1位 一橋大学 57.04%
(1位→4位→1位→1位→2位→1位)
合格率で1位の常連校です。
少数精鋭の上位ローです。
2位 京都大学 54.29%
(6位→2位→11位→3位→4位→2位)
順位を落としたこともありますが、ここ数年は安定しています。
今後もこの傾向は続くでしょう。
3位 慶應義塾大学 53.60%
(8位→3位→2位→6位→1位→4位)
大規模校でありながら1位に輝いたこともあります。
やや隔年現象がある印象ですが、上位はかたそうです。
4位 東京大学 51.19%
(3位→6位→5位→2位→3位→3位)
さすがの安定度です。
1位になっていないのが意外ですが、今後も上位をキープしそうです。
5位 神戸大学 45.80%
(7位→10位→4位→4位→11位→5位)
ここで50%を切ります。
関西の国立大学で京都大学に次ぐのが神戸大学です。
6位 大阪大学 41.81%
(16位→13位→13位→11位→8位→14位)
10以下に甘んじることが多かった大阪大学が過去最高順位で神戸大学に肉薄しました。
来年の順位が見物です。
7位 中央大学 41.31%
(12位→7位→3位→7位→6位→7位)
6~7位が多いですね。
人数がとても多い中、大きく順位を崩さないのはさすがです。
8位 首都大学東京 39.60%
ここで40%を切ります。
(20位→16位→6位→9位→15位→10位)
2年連続トップ10入りです。
来年もキープなるか?
9位 愛知大学 37.84%
(2位→*→*→5位→13位→*)
ここも少数精鋭(?)です。
10位 北海道大学 33.96%
(5位→11位→*→8位→7位→13位)
トップ10返り咲き。
来年も続くかが大事なところです。
11位 早稲田大学 32.84%
(9位→8位→14位→13位→12位→8位)
慶應義塾大学と差がついてしまった印象です。
だんだんと順位を上げてきた中、今年下げてしまったのは痛い。
12位 名古屋大学 32.59%
(10位→5位→19位→12位→10位→11位)
10~12位で安定しています。
13位 千葉大学 31.82%
(11位→1位→7位→10位→5位→6位)
新司法試験2年目は1位でした。
上位から順位を大きく落としてしまったので来年の挽回に期待です。
14位 九州大学 26.24%
(14位→18位→17位→18位→17位→*)
ここで30%を切ります。やや厳しい数字です。
15位前後で推移し続けています。
15位 東北大学 21.97%
(15位→12位→8位→*→9位→9位)
トップ10常連でしたが、大きく順位を落としました。
これを見ると、今年の上位4校である一橋大学、京都大学、慶應義塾大学、東京大学は4強として毎年上位に位置していることがわかります。法科大学院を目指すなら、この4校に入れると司法試験合格がぐっと近づきます。
今後は、既修・未修別の分析をしてみようと思います。
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