民事問題で弁護士は依頼者に大きな非がある事が解っても - じょうばん法律事務所 弁護士のブログ<茨城県取手市> 詐欺サイトと日々戦っています。
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民事問題で弁護士は依頼者に大きな非がある事が解っても

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民事問題で弁護士は依頼者に大きな非がある事が解っても、依頼者の味方になり訴えられている相手(弱者)を悪しきものにするのでしょうか?

まず、質問がおかしい。なんで訴えられてる相手が、「弱者」と捉えられているのか。
依頼者に大きな非があるという前提に立っているから、訴えられている相手が弱者ってことなのかな。

そもそも、訴訟になじまないと言われる日本の国民性(←本当だと感じます。)からすると、
訴訟にまでなってしまった時点で、双方に言い分(≠非)があることが多いです。

続きを見ていきましょう。

ベストアンサーは、

もう少し法律的な話をしますと、依頼人と弁護士との間の契約は「委任契約」です。委任契約においては、受任者は、委任者のために「善良なる管理者が有すべき注意義務(善管注意義務)」をおっています。
打った桁は無し、委任者の最大の利益になるように、さぼらないで行動する」義務を負っていると言うことです。
よって、その弁護士が、「依頼者に大きな非がある事が解っても、依頼者の味方になり訴えられている相手(弱者)を悪しきものにする。」のが、依頼者の利益にかなう物であると思えば、義務としてそうせざるを得ないのです。善悪の問題ではありません。

この辺が、弁護士の力量が問われるところでして、依頼者に非があることが裁判官に分かってしまい、それを当然弁護士や依頼者は知っていたと判断された場合には、かなり厳しい判決になることを覚悟しなければならないわけでして、依頼者の意に反することを薦める場合もあるわけですね。また、そのようなことをする会社であると言う評判のことも考えて、全体として依頼人の利益を考える必要があるわけです。
それから、これ以上抵抗するのは無駄であることが分かった場合でも、依頼者の方を説得します。青色発光ダイオード事件がまさにそうでして、中村教授は、最後までやりたかったのに、説得して和解にしていますね。

だから、お金をもらっているから、何でも依頼者の言うことを、そのまま主張するとは限りませんよ。



だいだいこのとおりです。
あえて言うと、わざわざ相手を悪者にする必要はないと思うんですがね。
自分が悪くないということを言えば、たいていの案件は十分なので、わざわざ相手を悪者にするのはただのケンカとしか思えない。

しかも、中にはどう考えたって依頼者側が悪いと思う案件もあって、
「勘弁してください」
というしかありませんよね。

ただ、最近は加害者の被害者面ってのが流行っているのか、
たま~~~~~にどう考えても依頼者側が悪いのに「向こうが悪い。言いがかりをつけられて傷ついた!慰謝料をとりたい!」と言う人はいる。
もちろんついていけませんから、受任しません。

ちなみに、弁護士もどう考えても悪いと思ってる案件でも、報道だと「争う姿勢を見せた。」と表現されます。
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