体罰によって高校生自殺 - じょうばん法律事務所 弁護士のブログ<茨城県取手市>
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体罰によって高校生自殺

体罰ではなく、日常的な暴力だった-文部科学省政務官
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体罰というのは明確に法律で禁止されているわけで、
記事中の「(体罰と暴力などを)具体的にどう線引きするか議論が必要」という部分は腑に落ちません。
すべて禁止されているのですから、議論の余地などないと考えます。

飲酒運転のうち許されるものとそうでないものの線引きを議論する、と言っているようなものです。

そもそも、暴力を「体罰」などと言い換えることが問題であり、
この言い換えによって暴力行為をあたかも正当性がある行為であるかのような印象を与えてしまうのでしょう。

似た問題は、「いじめ」という言葉にもあります。
大津のいじめ事件(ここでは、いじめという言葉を使いますが)は、
疑惑のある行為としては、
・窃盗
・恐喝
・自殺教唆
などなどあるわけで、「いじめ」という言葉に言い換えるのは不適切だと思います。

そういえば、両問題ともに学校にからんでいます。
以前、このブログでも言及しましたが、学校の出来事というだけで犯罪行為が犯罪として扱われなかったり、
犯罪として扱うことがためらわれるのでは、被害者側はたまったものではありません。
被害者が一方的に泣きを見る事態は絶対に避けるべきです。
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