不倫裁判について 請求される側の話
不倫を原因として慰謝料を請求する側がいれば、当然請求される側もいるわけです。
私は請求される側の代理人にもなっています。
あくまで私が受任した限りですが、不倫裁判は証拠がしっかりとおさえられていることが多いです。
中には探偵を雇って、現場を撮影されていたこともあり、全く言い逃れはできません。
となると、「不倫は事実無根だ」という反論は無理であることが多いです。
請求する側の話で書きましたが、和解で終わることが多い訴訟形態なので、「不倫なんかしていません」という対応は、
原告の怒りにガソリンをかけるような行為ですから、素直に認めた方が無難というのもあるでしょう。
残りのあり得る反論は、
・婚姻関係は破綻していた(と思っていた)
・別のケースと比較して、原告の請求額は多すぎる
あたりが多いです。
ただ、破綻については立証が難しいです。
他のケースとの比較というのは常套手段ですが、
結局はそのケース特有の弱いところもあり、なかなか苦しい。
しかも、判例を探し始めると、意外と300万超のケースがあったりするんです。
裁判官が300万超の判決に抵抗を感じている印象はありますが、それでも安心はできない。
というわけで、不倫でがっちがちに証拠をかためられた場合には、
つらい訴訟追行が必要になることがほとんどです。
私は請求される側の代理人にもなっています。
あくまで私が受任した限りですが、不倫裁判は証拠がしっかりとおさえられていることが多いです。
中には探偵を雇って、現場を撮影されていたこともあり、全く言い逃れはできません。
となると、「不倫は事実無根だ」という反論は無理であることが多いです。
請求する側の話で書きましたが、和解で終わることが多い訴訟形態なので、「不倫なんかしていません」という対応は、
原告の怒りにガソリンをかけるような行為ですから、素直に認めた方が無難というのもあるでしょう。
残りのあり得る反論は、
・婚姻関係は破綻していた(と思っていた)
・別のケースと比較して、原告の請求額は多すぎる
あたりが多いです。
ただ、破綻については立証が難しいです。
他のケースとの比較というのは常套手段ですが、
結局はそのケース特有の弱いところもあり、なかなか苦しい。
しかも、判例を探し始めると、意外と300万超のケースがあったりするんです。
裁判官が300万超の判決に抵抗を感じている印象はありますが、それでも安心はできない。
というわけで、不倫でがっちがちに証拠をかためられた場合には、
つらい訴訟追行が必要になることがほとんどです。
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