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店員自殺でサイゼリヤ提訴=遺族「上司セクハラ原因」―東京地裁

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レストランチェーン「サイゼリヤ」の店員だった女性が自殺したのは、上司によるセクハラなどが原因として、遺族が21日、同社などに計約9800万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

自殺という重大な結果が生じているので、請求金額も大きくなっています。
結果に比せば決して法外ではありませんが。


訴状によると、女性は2013年4月にアルバイトとして働き始め、その後契約社員となったが、男性副店長から体を触られるなどのセクハラに加え、罵倒や無視といったパワハラを繰り返し受けた。昨年12月、副店長に「一緒に死のう」と言われ、翌日に自宅で1人で首をつって自殺した。

昨年12月の「一緒に死のう」発言の存在などは、非常に具体的ですね。
何か証拠が残っているのでしょうか。


遺族は「娘はパワハラの影響で、副店長との性的関係を拒否できなくなっていた」と主張。「店長は副店長の行為を知りながら放置していた」と訴えている。

大事なのは「知りながら放置していた」という点。
これこそが会社本体の責任を追及するポイントです。

もちろん、セクハラ等が事実であることが前提としてですが、
証明不足などで敗訴するのではなく適正に賠償を得られることを祈ります。


こういった案件は、働いている当事者が休むとか辞めるという思考ができなくなってしまう傾向にあります。
周りの方が救ってあげてください。
本来は会社の役目なんですが、期待してもしょうがないです。
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