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いい裁判官、ダメな裁判官

弁護士は公務員ではないですし、商売人なので、常に評判を気にします。
CMだって許されていますし、いかにお客様を多く呼べるか、気に入ってもらえるかが生命線です。

他方で、検察官や裁判官は公務員ですし、
依頼者となる方と直接会うことは少ないので、民間からの評価をされることは少ないです。

これがまた少しうらやましい反面、弁護士からすると明らかにいい裁判官、悪い裁判官というのはいます。

これは決して「勝たせてくれた」「負かされた」という意味ではなく、
裁判の進め方としての評価です。

弁護士同士で話すときも、
「あの人は記録読んでないからダメ。」

「あの人は問題の本質をよくわかってる。」
などの裁判官評価は盛り上がります。

全体的に刑事の場合はダメな裁判官ってのはあたることはなく、
民事の場合にこそ当たりはずれを感じますね。

というわけで、今まで私が巡り会った裁判官について少し披露しようと思います。
ちなみに、いつの話なのかについては、相当なずれがあります。
最近の話だけではありません。


・都会の家庭裁判所 名前は忘れた ダメダメ

原告が主張した期日では「じゃあ、次は被告が反論で。」
被告が主張した期日では「じゃあ、次は原告が反論で。」
これを言うだけ。

ずーっとこれを繰り返して、準備書面7とか8になってしまった。
内容は双方同じことの繰り返し。

こちらは被告側でしたが、原告側もこの裁判官には不満があったようで、
この裁判官が交代した途端に進行についての不満を、後任者にぶちまけてました。


・都会の地裁 民事部 右陪席

口頭弁論で傍聴席には何人も人がいるのに、堂々と居眠り。

人が真面目に戦いに来ているのに、それを裁こうとする自覚が全くない。

彼は裁判官を辞めた方がいいです。


思い出したら、もっと書きます。
というか、良い方も書かないといけませんね。
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