司法試験で合格だった方、不合格だった方へ - じょうばん法律事務所 弁護士のブログ<茨城県取手市> 詐欺サイトと日々戦っています。
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司法試験で合格だった方、不合格だった方へ

合格だった方へ。

おめでとうございます。

これから司法修習に進み、法曹になる方が多いと思います。

私は法曹になる前は「どういう仕事をしたいのか」という展望があいまい(弁護士になりたい、というのはかたまっていましたが)で、弁護士になった後にようやく具体的になりました。

今思えば、最終的になるかどうかはさておき、検察官・裁判官になるという選択肢を持つくらいの視野の広さがあった方が、よかったんじゃないかと感じています。

大変失礼ながら、司法試験に合格したレベル程度では、実際の法曹の仕事のことなんかほぼ理解していないに等しいです。
そんな理解のない人が、将来やりたい仕事を決めつけてしまい、選択の幅を狭めてしまうのはもったいないです。
私もそうですし、周りの同業者を見ても「やっぱりこういう仕事の方がしたい。」と方向転換を希望する方は結構います。

司法修習に行く方は、広い視野を持って、多くのことを吸収するようにしてください。
私も「修習であれをもっと質問しておくべきだった。」というのは山ほどあります。
司法修習生は、なんでも許されるところがあるので、図々しく質問してみてください。


残念ながら不合格だった方へ。

最近でこそやってませんが、私は結構な数の答案添削をしてきました。
そこで感じたのは、点数が伸びない人は、全く方向性の違う答案を作っている、ということです。

複数回不合格が続いていたり、合格基準点に遠く及ばない人は、
おそらく勉強の方向性が全く違う方向に向いていると思います。
その違う方向性の勉強をいくら続けても、合格にはたどり着きません。

合格している人がみんな同じ勉強方法をとっているわけはありませんが、
不合格者とは全く違うことをやっているというのは、ある程度言えるんじゃないかと思うのです。

合格者の答案(ただし、再現は本試験に提出されたものよりも、いいものに仕上がっていると考えた方がいいです。)と自分の答案の差を検討する、だけのことに何ヶ月もかけてもいいと思います。
この分析で「この論点が書けなかった」くらいのことしか思い浮かばないようだと、
まだまだ合格は遠いかと。

いろいろ悪く言われていますが、受かってみればそれなりにいい世界があると思います。
ぜひ、回数と気力が残っている方はがんばってみてください。
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