殺意について - じょうばん法律事務所 弁護士のブログ<茨城県取手市>
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殺意について

人をわざと死なせた場合には、傷害致死罪か殺人罪が成立しますよね。

殺すつもり(殺意)まであったら殺人罪、殺すつもりまではなかったけど死んでしまった場合には傷害致死罪です。

じゃあ、殺意をどうやって判断するかというと、
・凶器に何を使っているか

・どこを狙っているか

などなどの事情から判断するわけです。

頭部にけん銃を撃って「殺すつもりはなかった」なんで言っても殺意は肯定されます。


最近のニュースを見ていると、殺意なんて割とてきとーだなぁと思うことが多いです。

まずはこれ。

AKB襲撃のこぎり男

のこぎりってなかなか人を殺せないような気がします。
怪我をしたのも確か、手でしたよね。

しかし罪名は殺人未遂。

いや、罪を軽くしろって言うつもりは全くありませんからね。
殺人未遂罪にしていることに反対はしてません。

次にこれ。

女性4人がかりの凄惨なリンチ

4対1で、鉄パイプで殴ったりアイロン押しつけたりしている。

あくまで推測ですけど、暴行が加えられた時間も短くはないでしょう。

十分、人の命を脅かす危険性があると思うのですが、
これで傷害致死罪らしいです。

もちろん、両事件共に最終的な罪名はわかりませんけどね。

親の乳幼児殺しも多くが殺人罪以外で処理されます。

食べ物を与えなければ死ぬなんてわかりきっているし、
親があげる以外に子は生きる道がないのだから十分に殺人罪が成立すると思うのですが、
なぜかそうならない。

殺意の認定はてきとーに行われてるんじゃないかと考えずにはいられません。
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