合格発表待ちの悲劇 - じょうばん法律事務所 弁護士のブログ<茨城県取手市>
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合格発表待ちの悲劇

あんまおおっぴらに言っちゃいけないことなんですが、
司法試験を受け終わって、バイトをしていたときのことです。

とある関西のロースクールが説明会を開催しに、
東京に出張ってきたのです。

お世辞にも司法試験合格率が高いローではないし、
しかも関西で遠いということで説明会の集まりは悪いことが明らかに予想できました。
しかし、説明会で実際にお話しするのは、そのローの結構どころかかなり偉い先生。
参加者ゼロってわけにはいかないのです。

すると、「ちょっとさ、座ってるだけでいいから説明会に誰か出てくれない?」との声がかかりました。
私は「座ってるだけで時給もらえるんだから、こんないい仕事はない。」と思い、立候補しました。

そして、私はそのローの説明会に参加することになりました。

結局、5人くらいは参加者がいたので、私の存在意義があったのかは不明なところですが、
気合いみなぎる先生の説明会が始まりました。

内容としては「司法試験がいかに難しく、いい加減な気持ちで入学してほしくない。」といった内容。
「合格者のほとんどが上位ローだ!うちからはほとんどうからない!だから入るんなら死ぬ気でがんばれ!」
みたいに。

で、私が合格発表待ちの試験に話がうつったのです。
「これが今年の司法試験の短答の結果です。」

スライドに映るのは短答の得点と順位、人数の分布が書いてある表。

前にも書いたと思いますが、謙遜抜きに私の短答の成績はよくないです。

そして、説明会を担当した先生が
「きみたちね。この表を見て、短答の合格率は割と高いからって油断しちゃダメだよ。
この短答合格者のうち、まだ可能性があるのは、ここから上だけだから。」
と255点あたりを指して断言するんですよ。

私以外はまだロー入学前の人だからいいんですけど、
私はまさにその試験で合格を待つ当事者な訳です。
しかも、その255点に達してない。

先生の説明は熱を帯びます。
「255点から上だけがうかる。そっから下から逆転なんて無理。
もし、もしできたら、それはよかったね~って拍手してあげてください。」
みたいな説明がどんどん続きます。

軽い気持ちで出た説明会で死刑宣告を受けるとは想像だにしていなかったので、深い傷を負いました。

「あぁ、俺は不合格なのか。」と思わされて説明会は終わりました。

短答がダメでも挽回するなんてことは、普通に可能です。
合格発表待ちの人は健康的に過ごしてくださいね~。
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