過払い金請求である有名事務所に代理人契約しましたが、動きが見えません - じょうばん法律事務所 弁護士のブログ インターネット詐欺・不当解雇 着手金0円
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過払い金請求である有名事務所に代理人契約しましたが、動きが見えません

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担当弁護士は「訴訟を提起した」と言いますが、裁判所に訴状を出したかどうか分かりません


訴訟を提起し、現実に裁判所に受理されると事件番号というものがつきます。
事件番号を答えられないのであれば、裁判所に訴状を出していないということです。
訴状提出翌日とかですと、事件番号はつきませんが。


当方から「その後の経緯如何?」とメール質問。その回答が、「訴訟を提起したが先方(ニコス)から応答がない、応答あり次第連絡する」とのメールでした。


まぁ、そこまで変な感じはしないですね。

私の知識では、訴訟を提起したら裁判所が期日を決める、のではないかと思うのですが、裁判所からは何らコンタクトがない

うーん、怪しくなってきましたね。
この方の知識は正しいです。事件番号がついて、第一回口頭弁論の日が決まります。
これは被告の反応よりも早いものです。


某事務所は裁判所経由でなく、直接交渉での和解を求めているのでしょうか?


絶対にないとは言えませんね。
訴訟をせずに楽な手段を選び、過払い金を大幅に減額して和解してしまう法律事務所は確かに存在します。
もちろん、減額しての和解に納得していただいていればいいんですけどね。

こういう事態はごく普通のことでしょうか?


有名法律事務所ってところが気になりますね。

ねたみもあるでしょうが、勝手に和解したとか、全く報告がないという話はちらほら聞きます。
また、使途不明な経費と言って、返還された過払い金から法律事務所が大幅にさっ引いたという話もあります。

過払い金返還請求については、依頼する前に、しっかりと方針についての説明をうけましょう。

そして、相手の提示額に応じて示談するか、訴訟に移行するかの選択を迫られるときがありますので、
このときもしっかりと説明を受けるようにしてください。

過払いは、誤解をおそれず言えば、
「時間がかかってもいいから額にこだわるか、額が少なくてもいいから早く返してほしいか。」
という点を考慮すれば大丈夫です。
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