弁護士から示談の申し出があったらどうしたらいい?慰謝料の相場は? - じょうばん法律事務所 弁護士のブログ<茨城県取手市>
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弁護士から示談の申し出があったらどうしたらいい?慰謝料の相場は?

とってーも多い質問で、いつか書こうと思っていた内容です。

一応、ネタになっている知恵袋の質問も貼っておきます。

知恵袋の質問はこちら

弁護士は、被疑者や被告人(ここでは、被疑者等といいます。)の刑事責任を軽くしようと努力しますから、
被害者がいる犯罪の場合には示談を試みようとします。
被害者が許してくれている、損害が賠償されているという事情は、
被疑者等にとって有利な事情ですから、弁護人としては積極的に動くわけですね。

ただ、弁護士から「示談してほしい。**万円でいかがでしょうか。」という連絡を受けた被害者の方は、
上記知恵袋の質問のように「妥当なのかな…」と思うことも無理はありません。

上の質問の中でも言及している人がいますが、実際のところ「相場」というものはありません。
もちろん、被害が大きければ大きいほど、金額は上がりますが、その傾向から外れる事件も少なくないのです。

なぜかというと、
・被害者が許す気になった
・被疑者等にお金がなく、その金額で妥協せざるを得なかった
などの理由が考えられるでしょう。

ですから、あまり「相場」というものは気にしない方がいいと思います。


ちょっと難ありのベストアンサーですが、
弁護士が来て示談の話しをするってことは、逮捕されて事件になってると思うのですが、起訴までに示談が成立すればほとんどの場合起訴されませんし、裁判が結審する前に示談が成立すれば多くの場合減刑されたり免除されたりします。

だから弁護士は早く示談を成立させたいのです。


示談されるとほとんど起訴されないというのは誤りですし、刑の免除というのもないでしょう。
ただ、弁護士としては早く成立させたいというのは当たってます。

このベストアンサーは、一面的なとらえ方しかしていませんが、
国選弁護士は裁判が終わってしまうと解任されますから、裁判が終わってしまってから「やっぱり示談したいです。」という連絡をもらっても「本人との間でやりとりしてください。私はもう、あの人の弁護人ではないので・・」という回答をすることになってしまいます。

加害者本人と連絡を取り合うというのはストレスがかかりますし、ここで話がまとまらないと(被疑者等からすれば、もう罪が軽くなることはほとんどあり得ませんから、示談をしたくないと言い出すのも無理はありません。)、被害者自らが裁判をするしかなくなってしまうのです。

こういった事態を避けさせてあげたいというのもあって、弁護士は早い示談を望みます。

示談に応じる場合ですが、これまでの相場など気にすることは無いと思います。
100万でも200万でも請求すればいいと思います。それだけあなたは心に傷を負ったのだから要求する権利はあります。

とありますが、そりゃ要求だけなら自由ですけど、あまりに法外な金額を要求されますと、
「これは話がまとまらないな。」と判断し、示談成立の可能性が下がってしまいます。
示談する気があるのでしたら、常識的な額(これが難しいんですけど)を提案することをおすすめします。

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