弁護士が専門としてあげている分野は、勝率も高いと考えて良いでしょうか? - じょうばん法律事務所 弁護士のブログ インターネット詐欺・不当解雇 着手金0円
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弁護士が専門としてあげている分野は、勝率も高いと考えて良いでしょうか?

知恵袋の質問はこちら

どうやら、ここでベストアンサーに選ばれているのは弁護士の方のようです。
まぁ、自称ですけど、内容から言っても本当に弁護士さんなんじゃないかと思います。

ベストアンサーを見ていこうと思います。

私が思うに、訴訟の帰趨を決する割合は、
客観的な事実:7 依頼者の協力姿勢:2 弁護士のスキル:1
といった感じです(相手方の失策や裁判官の個性は除く)。


うーむ、鋭い。さすがです。

ここでも書いてありますが、ご本人が強く戦おう、
事案を解決しようという意思がないと、訴訟はいい結果に終わらないということもあります。
また、どうやっても認められない請求に固執することも、いい結果を生まない行動の1つです。

さらに、

それに、少なくとも現時点においては日弁連は弁護士が「専門」を名乗ることに否定的ですし、「専門」を担保する制度があるわけでもないので、「この事件をよく取り扱っていて、質問にすっと答えてもらえる」程度に考えておいた方が無難です。

これもそのとおり。
このブログでも繰り返し書いていますが、弁護士に専門なんてないんです。
誤解が本当に深いところなので、繰り返し書いているわけです。

しかも、こう言っちゃなんですが、「**専門」と名乗るところって悪徳事務所が多い気がするんですよね。
日弁連が否定的なことをあえてやってるんだから、そりゃあそうです。


ちなみに、今回取り上げた質問はベストアンサーでない方も、いいことが書いてあると思います。
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