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代打要員にオリ中島まで…原巨人はやっぱり補強ファースト

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巨人の原辰徳監督(60)が28日、就任後初の直接指導を行った。

 ジャイアンツ球場で行われた秋季練習2日目。31日からの宮崎秋季キャンプに参加する投手の多くがブルペンで投げ込む中、原監督と新任の宮本投手総合コーチが、身ぶり手ぶりを交え、フォーム修正を行ったのは、宮国椋丞(26)だ。

 今季は中継ぎとして29試合に登板し、防御率1.97だが、原監督は「生きてるんだか死んでるんだか分からない」。腕を下げ、投球する際のプレートの位置などを大幅に変更した。宮国は「重心を低くと。高いと言われたので低くする気持ちで、腕を下げたり、新たな挑戦をしている最中。新体制なのでチャンスだと思う。秋から来年に向けてアピールしていきたい」と汗を拭った。原監督は意図をこう説明した。

「『ニューりょうすけになろうな』と言った。(腕が)少し下がってたでしょ?スリークオーター気味にやってみようじゃないかと。まだまだあんなもんじゃない? いや、あんなもんかもしれないけどね(笑い)。潜在能力起きろ、という感じで叩いてあげないと。過去には開幕投手? あったな。野球界は2年経ったらもう(過去だから)ね」

 高卒で入団して来季9年目。かつての原政権時には先発経験もある。指揮官は「先発は5、6人だから競争」と宮国を先発枠争いに組み込むことを示唆。そのための直接指導というわけだ。

 4年連続V逸中だが、25日のドラフト会議で指名した大学・社会人の即戦力は、外れ外れ1位で交渉権を獲得した152キロ左腕・高橋優貴投手(21=八戸学院大)のみ。支配下で指名した6人中5人、育成も含めれば、10人中9人が高校生となった。

 指揮官は「近未来、近々未来(2、3年後)の巨人を背負って立つ選手が指名できた」と胸を張り、こう付け加えていた。

「来年のチームは現有の戦力を鍛えようかね。現有の戦力をパワーアップさせてね」

 27日の広島とソフトバンクの日本シリーズ第1戦のスタメンは、両チームで高卒が11人。生え抜きはソフトバンクの3人を除く15人だった。常勝軍団をつくるには、若い高卒選手を育成するのが必要不可欠。日本シリーズがそれを証明している。3度目の登板となった原監督も今回は育成にかじを切るのか――。

 が、指揮官の発言は恐らく「建前」だ。その一方で、大型補強の準備を水面下で着々と進めているからである。

 まずは国内FA権を持つ広島・丸佳浩外野手(29)、西武・炭谷銀仁朗捕手(31)。今季限りでマリナーズを退団した岩隈久志投手(37)の調査を進めている。もちろん、それだけでは終わらない。日本ハムのブランドン・レアード内野手(31)の動向も注視しているのだ。

「日本ハムとの2年契約が今季で終了。9月に負傷離脱でCSファーストステージには間に合わなかったが、来日4年目でチーム最多の26本塁打をマークした。4番岡本の後の5番を重要視している原監督が、引退の可能性があるマギーの後釜にと目を光らせている。日本ハムも来季のオファーを出すようだが、もし決裂したら、巨人が手を挙げますよ」(球界関係者)

 狙っている選手はまだいる。オリックスの中島宏之内野手(36)である。球団から野球協約が定める減額制限(1億円超は40%)を大幅に超える減俸提示を受けている。今季の年俸3億5000万円から2億円以上のダウンで年俸1億円前後になる可能性がある。

「巨人の現メンバーでは『右の代打』が手薄なことを原監督は不安視している。西武にいた頃から中島は好きな選手。監督として侍ジャパンを率いて世界一になった2009年のWBCでは、正遊撃手として2番で起用するなど能力を買っている。その後、メジャーへ移籍する際には、中島が原監督に報告の連絡を入れる関係です。14年オフに中島が日本球界復帰を決断した時は、第2次政権中だった原巨人が受け入れ先として手を挙げている。原監督は右の代打要員として白羽の矢を立てるつもりです」(前出の関係者)

 宮国を解体するなど、一見、現有戦力の底上げに着手し始めた。が、根尾を抽選で外すなど散々だったドラフトの失敗は結局、得意の補強で補う算段なのだ。

 原監督は過去12年間の監督生活で12人のFA選手を獲得。08年オフにはヤクルトから主砲のラミレスとエースのグライシンガー、横浜から抑えのクルーンを一気に“強奪”したこともあった。指揮官はこの間、リーグ優勝7回、日本一3回の実績を誇るが、名将・野村克也氏に言わせれば、それも「原の実績はフロントの手柄。補強をしてくれた」ということになる。

 原監督の「現有戦力」うんぬんを信じてはいけない。





中島とるなら村田現役復帰の方が絶対にいい。年俸も成績も。
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