解雇事案について
今日、東京地裁に行きました。
本人訴訟を傍聴する時間がありました。
事件名は、地位確認等請求事件。要するに解雇に納得がいかないという事案です。
ところが、原告は解雇を争いたいにもかかわらず、退職時に合意書を交わしています。
原告本人は、この合意書が不利になるとは思っていません。
裁判官からは「合意書を書いたんだから、解雇ではないと思うんですが。」と指摘されていますが、
原告はこの指摘の意味がわからず「解雇は納得していませんが、退職することには納得したということです。」
という趣旨の発言をしました。
退職することに納得いってるんだから、解雇は争えないよね・・・。
建前としては「もっと働きたい!」という態度をとらなきゃいけないんですよ。
先日のブログにも書きましたが、解雇に納得いっていないのに、自主退職してくる方はとても多いです。
自主退職ならば争えないという会社側の戦略に見事にはまってるんですが、そこに全く気がついていません。
解雇を察することができれば、法律相談を受けておきましょう。
「変な紙は書かないでください。」と言われるはずです。
事前にこういう対応できるだけで、利益がだいぶ違うんですよね。もったいない。
本人訴訟するくらいの人だと法律相談をすることを積極的に回避しているから、よりこうなる可能性が高いのがね・・・。
本人訴訟を傍聴する時間がありました。
事件名は、地位確認等請求事件。要するに解雇に納得がいかないという事案です。
ところが、原告は解雇を争いたいにもかかわらず、退職時に合意書を交わしています。
原告本人は、この合意書が不利になるとは思っていません。
裁判官からは「合意書を書いたんだから、解雇ではないと思うんですが。」と指摘されていますが、
原告はこの指摘の意味がわからず「解雇は納得していませんが、退職することには納得したということです。」
という趣旨の発言をしました。
退職することに納得いってるんだから、解雇は争えないよね・・・。
建前としては「もっと働きたい!」という態度をとらなきゃいけないんですよ。
先日のブログにも書きましたが、解雇に納得いっていないのに、自主退職してくる方はとても多いです。
自主退職ならば争えないという会社側の戦略に見事にはまってるんですが、そこに全く気がついていません。
解雇を察することができれば、法律相談を受けておきましょう。
「変な紙は書かないでください。」と言われるはずです。
事前にこういう対応できるだけで、利益がだいぶ違うんですよね。もったいない。
本人訴訟するくらいの人だと法律相談をすることを積極的に回避しているから、よりこうなる可能性が高いのがね・・・。
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