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「別れさせ工作」道徳違反か…29日に地裁判決

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恋人や夫婦を破局させる探偵業者の工作活動が社会道徳に反しているかどうかが争われた訴訟の控訴審判決が29日、大阪地裁(山地修裁判長)で言い渡される。1審・大阪簡裁は「反さない」と判断したが、「別れさせ工作」は不当性が高いとして探偵の業界団体が自主規制しており、地裁の判断が注目される。

 簡裁判決などによると、工作は、元恋人の女性との復縁を望む男性が2016年、大阪市内の探偵業者に計約130万円で依頼。女性の現在の彼氏に女性工作員が接触して親しくなると、工作員は女性に対し、彼氏が自分とも会っていると暴露した。その後、女性は彼氏と別れたという。

 だが、男性と業者は報酬の支払いを巡って対立。業者が未払い分70万円の支払いを求めて提訴した。男性側は「業者は工作員に性的関係を持たせる計画も立てており、行き過ぎだ」とし、契約は無効と主張していた。





別れさせ屋って、まさにこういう仕事をするイメージしかないけどね。だって他に方法がないでしょ。

依頼しておきながら、報酬の支払わずに契約の無効性を主張するってのも何だかなぁという気はしますが、
どんな主張をするのも自由ですからがんばってください。

別れさせられた側が、工作によって別れさせられたことに気がついているんでしょうか。
こんな業者を使う人と関わって、とても不幸だと思う。

個人的な意見としては、契約は適法・有効(業者の勝ち)かな~。
裁判官によっても結論がわかれる事案だと思う。

これは余談ですが、出会い系サイトで出会って真摯に恋愛をしていた当事者の案件をやったことがあるんですが、
裁判官は「どうせ援助交際的な付き合いなんでしょ?」と言い出されたことがあります。
これはさすがに双方が一緒に否定して、裁判官も謝ってくれました。
不貞案件も結構、裁判官の価値観が出ますね。
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