弁護士に相談する前にありがちな悪手
弁護士に相談する前に、不利な行動を重ねていることがあります。
その代表例を書きます。
1 交通事故事案で「忙しくて病院に行ってない」
それだけ元気で仕事できる状態だったということにしかなりません。
保険会社から嬉々として、治療を打ち切られ、やっすい慰謝料を提示されることになります。
この後になって「忙しいから病院に行けなかったのに、悪質な保険会社だ。」などと言う。
どんなに忙しくても重傷なら病院に行きます。
忙しいということで、自ら軽傷であることを証明してしまっています。
2 不当解雇事案で「納得できないから退職してきた」
解雇を言われ、なんだかんだやりとりをしているうちに退職届を書かされた、ということが多いです。
解雇を争いたい場合、建前上は「会社に戻りたい」という体裁で争うので、
それを自分から辞めてきたというのは極めて不利な行動です。
一定の規模の会社になると「今、退職届を書けば退職金をはずむ」と言ってくることもあり、
判断を迷わせてきます。
迷った挙げ句に、これを選択するのなら構いません。
もちろん、もらうものを先にもらって、解雇の効力を争うということはできません。
当事務所が扱う案件の性質上、悪手としてはこの2つが圧倒的に多く、勝敗に直結します。
3 金銭を請求される事案で悪態
支払うしかないのに、悪態をついてしまい、ますます怒らせて事案をこじらせる。
謝ってしまえばいいのに。
これは勝敗にかかわらないので、まだマシ。
その代表例を書きます。
1 交通事故事案で「忙しくて病院に行ってない」
それだけ元気で仕事できる状態だったということにしかなりません。
保険会社から嬉々として、治療を打ち切られ、やっすい慰謝料を提示されることになります。
この後になって「忙しいから病院に行けなかったのに、悪質な保険会社だ。」などと言う。
どんなに忙しくても重傷なら病院に行きます。
忙しいということで、自ら軽傷であることを証明してしまっています。
2 不当解雇事案で「納得できないから退職してきた」
解雇を言われ、なんだかんだやりとりをしているうちに退職届を書かされた、ということが多いです。
解雇を争いたい場合、建前上は「会社に戻りたい」という体裁で争うので、
それを自分から辞めてきたというのは極めて不利な行動です。
一定の規模の会社になると「今、退職届を書けば退職金をはずむ」と言ってくることもあり、
判断を迷わせてきます。
迷った挙げ句に、これを選択するのなら構いません。
もちろん、もらうものを先にもらって、解雇の効力を争うということはできません。
当事務所が扱う案件の性質上、悪手としてはこの2つが圧倒的に多く、勝敗に直結します。
3 金銭を請求される事案で悪態
支払うしかないのに、悪態をついてしまい、ますます怒らせて事案をこじらせる。
謝ってしまえばいいのに。
これは勝敗にかかわらないので、まだマシ。
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