国選弁護の報酬基準が変わるらしい - じょうばん法律事務所 弁護士のブログ インターネット詐欺・不当解雇 着手金0円
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国選弁護の報酬基準が変わるらしい

最近、ほとんど被疑者国選が配点されなくなりましたが(単なる「運」です。)、
少しは影響があるであろう、国選弁護の報酬基準が変わるらしいです。

同じ日の午前と午後、2回接見しても、今度から1回とカウントされるようです。
(勝手にすでにそうなっていたんだと思ってました。)

午前接見→示談交渉・示談成立→午後に接見で示談成立を報告
とかやっても、午後の接見に関しては何にも報われないわけです。

これで遠方の警察署とか、わざわざ行く・・・?
交通費も出ないからマイナスですよね・・・?

不勉強でよくわからないんですけど、この報酬基準の決定に弁護士は関わっていないんでしょうか。
それとも「刑事弁護は採算度外視で、熱心な弁護士だけやればいい」とか
「刑事弁護で報酬に文句を言うのは弁護士としておかしい」
みたいな陳腐でわけのわからない正義感に燃えた人が決めてるんですかねぇ。

国選弁護を弁護士全員がやらないストなんてものはあり得ないわけですが、
今後何十年とこういった不当な報酬基準が運用されていくのかと思うと、うんざりします。
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