司法試験期間中のこと その1 - じょうばん法律事務所 弁護士のブログ インターネット詐欺・不当解雇 着手金0円
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司法試験期間中のこと その1

さて、今日は試験期間中のことを書いていこうと思います。
司法試験は4日間。間に休憩の1日が入ります。

試験会場は五反田。
初日は短答でした。
私は試験中にトイレに行ったことがなかった(そのために私は、試験日は朝から断水します。)のですが、このとき初めて試験中にトイレへ行きました。
というのも、試験が早く終わってしまってさすがにヒマだったのです。
これは別に自慢でもなんでもなく、短答はそういうものだと思います。
公法系の試験中にトイレに行ったのですが、なんとこの公法系の得点は結果的に壊滅していました。
多分、全体平均くらいだったのではないかと。
余裕だと思ってトイレに行ったら得点は壊滅。
まぁ、トイレに行かなかったところで得点は変わらないので、後悔はしていません。
しかし、まさか平均点くらいしかとれていないという自覚は全くなく、手応えを感じて初日を終えました。

試験と試験の間の休み時間ですが、勉強道具をほとんど持って行っていないので、勉強もしません。
繰り返し書いているとおり、もうやってもしょうがないと思っていたからです。
逆に言えば、当日焦らないくらいの勉強をしたとも言えるのかもしれません。
ケータイでヤフーニュースを見ていました。


2日目は選択科目と公法系の論文。
選択科目は条文さえ見つかればいいやと思って臨み、条文が見つかったので満足。

公法系の直前に、原告適格の定義と規範だけは見ておこうと確認。
それで原告適格が出題されたので、これは幸運でした。

この年の公法系は憲法がおそろしく難しく、かなりの冷や汗ものでしたが、まぁ何とか書けたという手応え。
行政法は難しくなかったのですが、1つだけどう考えても正しいことを書けていないなと思いながらも、
書き進めるしかなかった論点があり気持ち悪い終わり方。
しかし、ワンミスくらいは何の問題もないだろうと開き直りました。
自分でも優れていると思っていたのは、その問題が難しいかどうかを冷静に分析できるという点です。
自分にとって難しければ問題ないだろうとは自信をもって判断できていました。

なお、毎日本を荷物整理のために大学院に寄って帰っていたのですが、
この日はばったりとクラスメイトに会ってしまい、試験の内容のことを話してしまいました。
そこで私とRくんが「第三者の主張適格が出るとは思わなかったね~」という話をすると、
もう1人が「え・・・。」と絶句。
私とRくんは「いやいや、大した問題点じゃないよ。」とフォローしたのをおぼえています。
なお、第三者の主張適格を書かなかったその人も受かりましたので、やはり大した問題ではなかった・・・はず。

大学院に寄って次の科目の勉強をしようと思いますが、
なんせ5月に入って勉強モードになっていないので、試験期間中なんか勉強できっこありません。
野球中継をネットで見てそのまま夜です。
こういう過ごし方が自分にとっては明らかにプラスでした。

長くなったので、続きは後で・・・。
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