【知恵袋】裁判官は「当該」という言葉を多用しますが、なぜですか? - じょうばん法律事務所 弁護士のブログ<茨城県取手市>
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【知恵袋】裁判官は「当該」という言葉を多用しますが、なぜですか?

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裁判官は「当該」という言葉を多用しますが、なぜですか?
一文に4つもあるものもあります。読みづらいです。


確かに読みにくいけどわかりやすいはずです。

人の話を具体的な事実として認定するとき、何を指しているのか明確にしておく必要があるんです。

実は勝手に省略してしまっていたり、勝手に伝わっているだろうと思っていることを書面上はしっかりと表現するために、
「当該」というのが多くなります。

登場人物が多い事例なんかで、

「本人が・・・」

「彼女が・・・」

と言われても、誰のことか案外伝わらないものです。

「母が・・・」
と言われても、誰を主体とする母なのかをはっきりさせないといけない。
相続案件だと、この辺はきっちりこだわる必要があります。

「10時から仕事で・・・」
でさえも、午前なのか午後なのかまではっきりさせないといけない。

細かいところまでこだわる必要があるんですね。

とにかく具体的に、はっきりとするのが法律業界で求められます。


私は不貞案件なんかで、性的表現も全く躊躇なく著球ど真ん中の書き方をするので、驚かれたことがあります。

でも「性的な行為に及んだ」と書くより「〇ッ〇〇した」と書いた方がわかりやすいから、しゃあないです。

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