【知恵袋】弁護士の方から辞任するケースとはどのような場合ですか? - じょうばん法律事務所 弁護士のブログ インターネット詐欺・不当解雇 着手金0円
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【知恵袋】弁護士の方から辞任するケースとはどのような場合ですか?

質問はこちら

質問はタイトルで全文です。

たま~にありますね。

ベストアンサーは

依頼者との信頼関係が失われたとき です。

具体的な事例では

見当違いなクレームをつけまくる、
弁護士の専門的意見を無視して感情で訴訟を進めようとする、
代理人弁護士を飛ばして直接相手と接触する、
連絡が全く取れない、指示した提出物を全く出さない、

などです。


まさにこのとおりです。

追加するなら、

・無関係の話を何十分も延々と続けて業務を停滞させる

・質問に答えない、間接的に隠す

・説明に虚偽が多すぎる

あたりも理由になります。


他方で

・負けそうだから

ということは理由になりません。


お店の方からお客さんを断るわけですから、辞任するってよっぽどです。

だから
「頼んでいた弁護士に辞任されてしまいまして・・・」
という相談は、正直なところ警戒します。

本当は辞任する理由をちゃんと伝えた方がいいんでしょうけど、
要するに「あなたとは一緒にやっていけない」ということの宣告になってしまうので、
はっきり辞任理由を告げることはありません。

ですから
「なんで辞任されたんだろう。」
「なんで弁護士は引き受けてくれないんだろう。」
と理解できないままに、弁護士探しが長期化してしまう方はちらほらいます。

しかもたちの悪いクレーマーになっている自覚はなく、
ただ純粋に自分の思いをわかってほしいだけだったりするから、余計に気がつかなくなります。

こうなっちゃうと状況は結構厳しい。

どうすりゃこういうの防げるんでしょうね・・・。
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