弁護士とそうじゃない人の違い2
争点が何かについての判断力の差が大きいです。
交通事故案件だと
「保険会社の対応が脅迫のようで訴えたい」
→そんなことより慰謝料や逸失利益を争いましょう。
「過失割合9:1なのが納得いかない。本だとそうらしいけど避けるのは無理だった。」
→これについては気持ちはわかりますし過失割合を争うべき事案の存在は否定しませんが、
1割の過失を争うくらいならやっぱり慰謝料や逸失利益を争った方が得策です。
貸した金を返せという事案だと
「お金が返さないくせに、あいつは良い生活をしてる。許せない。」
→そこまで糾弾することは無理です。貸した金の回収に専念しましょう。
と、こんな具合です。
法的な観点から見て必要なところだけを取り上げようとするので、
おそらくドライな対応だと思われがちです。
しかし、それでも依頼者にとって最大限の利益を引き出そうと思った上でそういう対応になっています。
ところがここでもやっぱりそういった弁護士の意向が理解していただけず、
「自分のやり方に付き合ってくれる弁護士じゃないと嫌だ」
とこだわってしまい、肝心の争点(金額を多く得るためのポイント)を逃してしまう方がいます。
弁護士が「それを争うことは得策ではない」という場合、従いましょう。
交通事故案件だと
「保険会社の対応が脅迫のようで訴えたい」
→そんなことより慰謝料や逸失利益を争いましょう。
「過失割合9:1なのが納得いかない。本だとそうらしいけど避けるのは無理だった。」
→これについては気持ちはわかりますし過失割合を争うべき事案の存在は否定しませんが、
1割の過失を争うくらいならやっぱり慰謝料や逸失利益を争った方が得策です。
貸した金を返せという事案だと
「お金が返さないくせに、あいつは良い生活をしてる。許せない。」
→そこまで糾弾することは無理です。貸した金の回収に専念しましょう。
と、こんな具合です。
法的な観点から見て必要なところだけを取り上げようとするので、
おそらくドライな対応だと思われがちです。
しかし、それでも依頼者にとって最大限の利益を引き出そうと思った上でそういう対応になっています。
ところがここでもやっぱりそういった弁護士の意向が理解していただけず、
「自分のやり方に付き合ってくれる弁護士じゃないと嫌だ」
とこだわってしまい、肝心の争点(金額を多く得るためのポイント)を逃してしまう方がいます。
弁護士が「それを争うことは得策ではない」という場合、従いましょう。
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