経験を積んで劣るようになりかねないこと - じょうばん法律事務所 弁護士のブログ<茨城県取手市>
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経験を積んで劣るようになりかねないこと

弁護士の仕事はほんと~~に範囲が広いし、
不倫の慰謝料請求という案件1つとっても、
証拠は毎パターン違いますし、当然依頼者・相手も違います。

ですから、どんなに経験を積んでいっても毎回毎回新しいことをする意識で挑まないといけません。


そうはいっても、
「民事訴訟」
という括りで考えれば、経験を積むほど、書面の作り方とか手続きの大まかな流れとか身についてきます。
このあたりは、ある程度は確かなプラスとなります。

しかしです。
弁護士としての経験を積んでいくほどマイナスになりかねないことがあると、最近わかったことがあります。

弁護士にとっては当たり前だけど、依頼する方にとっては当たり前ではないことがわかりにくくなってくることです。

先日は
「譲歩した方が明らかに得」
という場面がある案件だったのですが、私は「言わなくても当然わかるだろう」と勘違いしていました。

経験を積んでくると、こういうのが増えてきます。
そして、こういうところが少ないのが「いい弁護士」の条件だろうと思います。

ただ、
・裁判は口げんかである

・「和解」という言葉が負けた感じがする

といった一部偏見のようなものを持っている方は多くて、そういう方への説明って大変ですけどね。


「初心忘るべからず」

という言葉があります。

このようなことにぴったりあてはまる言葉ではないのでしょうが、大事なことだと再認識しました。
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