夫婦関係が破綻していたから慰謝料支払い義務はない、という主張 - じょうばん法律事務所 弁護士のブログ<茨城県取手市> 詐欺サイトと日々戦っています。
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夫婦関係が破綻していたから慰謝料支払い義務はない、という主張

不倫訴訟だと必ずといっていいほどつきまとうこの主張。
私もするんですけどね。

この主張について取り上げてみます。

そもそも不倫してるんだから、夫婦関係がうまくいってないんじゃないか。
夫婦関係がうまくいってるなら不倫なんかしないんじゃないかとまでは考えないですね。
夫婦関係がうまくいってても、不倫はあり得ると考えるのが一般的です。

そこで考えられるのがタイトルの主張。
認められれば確かに慰謝料はゼロないし相当な減額となります。

しかしこの主張が認められることはほとんどありません。
そもそも、原告夫婦関係が破綻していたってことを証明することが難しい。
確かに仲が悪かったとかはあるんでしょうけど、その程度ではダメです。

客観的に、
・別居期間が長い

・離婚調停が始まっている

くらいまでいかないときつい。

不倫のほぼ全ケースが、間男(女)は、配偶者と不倫相手の双方にいい顔をしていますから、
実際に離婚協議が始まっていることはほとんどない。

「夫婦関係が悪いと説明されていた」にとどまってしまいます。

それなのに、ほぼ全ケースでなされるこの主張。
果たして意味のある主張なんでしょうか・・・。

原告を挑発する効果しかない気がします。
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