国選弁護の悩み事 - じょうばん法律事務所 弁護士のブログ<茨城県取手市>
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国選弁護の悩み事

身柄を拘束された被疑者に会いに行くと

「**をやってほしい」と頼まれることがよくあります。

今まで聞いた・経験したことがあるのは、

・猫に餌をあげておいてほしい

・誰々に何々と伝えておいてほしい

・契約を解除しておいてほしい

など。

はっきり言って、刑事裁判そのものには無関係のことも多いです。

しかも伝言系は、それが逃亡しろとか証拠隠滅しろという合図であるおそれもあるので、
はいはいと安請け合いするわけにもいかないのです。

悩ましいのは
「前の弁護士はやってくれたんですけど。」
と言われること。

なんかそう言われちゃうとね・・・。

猫の餌は応じてくれたらしいです。
ホントかどうか知りませんけど。
自分ならやだな・・・。

ちなみに弁護に関係ないことの頼まれごとに関しては、
交通費はもちろん、電話代とか送料といった実費も当然支給されません。
ボランティア以上の奉仕(しかも前述したとおり、逃亡・証拠隠滅に手を貸してしまうおそれまで背負う)といえます。

かといって何から何まで断ってしまうと、身柄拘束されてる被疑者が外部と断絶しちゃうわけです。

ここで弁護士はどういうことを考えるかというと、
「やるやらないは多数派に乗る」ということ。

やる派が多いならやるし、やらない派が多いならやらないとなります。

リスクも含んでいるので、なんでもかんでもやるのがいい弁護士というわけでもないんです。
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